展示会における名刺交換とは
展示会における名刺交換について本日は解説します。
展示会に行かれた方々はご存知かもしれませんが、BtoBにおける展示会では必ず名刺交換を要求されます。資料やノベルティと引き換えで名刺交換を要望されることは、give&takeの容量で一見当たり前のように行われていますが、興味ない参加者から翌日から電話の嵐で、一溜まりもないですよね。
一方で自分に関係のあるサービスや、自分に関係がなくても会社として参考になりそうだなと言うサービスであった場合は、以下に記載したような対応をしないようにお願いします。出展者、来場者のお互いにとってのメリットになりそうなことであった場合は、積極的に情報交換していただきたいです。
本日は出展者側を経験した筆者だからこそわかる、展示会における名刺交換の断り方について解説していきます。少しでもご参考になれば幸いです。
筆者は参加者側、出展者側どちらも経験したことがあります。興味のあるサービスであれば良いのですが、興味ないサービスなのに電話がひたすらかかってきたら本当に迷惑ですよね。実際に経験したからこそわかります。今回の話が少しでも参考になれば幸いです。
展示会における名刺交換あるある3選
それではまず、展示会における名刺交換あるあるをご紹介していきます。
声がけされて興味もないのにブースに入ったら、名刺交換を申し出てきた
1つ目は、声がけをされて、勢いに任せてついついブースに入ってしまったら、全く興味がないサービスだったケースです。
なんとなくブース上に掲載されている文言や、声がけのワードが気になって立ち寄ってみたは良いものの、自分には全く関係ないサービスだった!という場合です。一定規模の会社であれば、翌日以降はメールのみの対応で終始するでしょう。しかし、営業に拘っているような会社の場合すぐに電話がかかってくることでしょう。興味がないのに、わざわざその対応をするなんて本当に面倒ですよね。
資料と引き換えに名刺交換を要求された
2つ目は、ブース前で声がけされてついつい良さそうだなと思って、ノベルティや資料を受け取ったら名刺交換を要求されたケースです。
自分に関係のあるサービスであれば、問題ないのですが、全く関係ないサービスだった場合に、営業電話が毎日のようにかかってきたら大変ですよね。資料も不要ですし、捨ててやりたいのですがどうしても良心の呵責で受け取ってしまいますよね。
資料の中に名刺が入っていて、受け取ったら名刺交換を要求された
3つ目は、受け取った資料の中に名刺が入っていたケースです。
2つ目の場合は、バーコードリーダー読み取るだけで特に名刺を出す必要はないかもしれませんが、資料の中に名刺が入っていた場合、名刺を受け取っていることになるので、名刺交換を断りにくいというケースです。これはなかなか少ないかもしれませんが、営業会社の場合は、よくあることです。
限られた時間の中で多くのブースを回りたい参加者からしたら、迷惑な話ですよね。
展示会における名刺交換の断り方3選
それでは、こういった展示会における名刺交換をお断りするにはどうしたら良いのでしょうか。ここではそれぞれの対策を解説していきます。
「申し訳ないのですが、興味ないので」とはっきり断る
まずは、はっきりとお断りすることです。これが一番効果的と言えるでしょう。日本人は、断ることが苦手な民族として有名ですが、逆に断られたらそれ以上突っ込みにくいとも言えます。
実際にサービスの内容を聞いた上で、本当に興味がないなと判断した場合は、はっきりとお伝えしましょう。資料を返すというのは、さすがに心苦しいかもしれないので、はっきりと私には不要だとお伝えをすることで、翌日以降のお電話は少なくなることでしょう。
※ちなみに展示会では、名刺交換をした後に温度感を名刺にボールペンで記載したり、メモ書きを記載している企業が多くあります。そのようにはっきりと伝えることで、「興味なし」と記載されることでしょう。
バーコードで読み取ってもらう
次に、バーコードで読み取ってもらうという方法です。
バーコードで読み取ってもらうということは、情報を相手に渡すわけなので必ずしも営業が来ないというわけではありません。しかし名刺交換まで行ってしまうと、名刺交換後に渡した名刺の情報をネタに営業マンが色々と話題を振ってくる可能性もあります。
立ち寄ったブースに割く時間の削減と、翌日以降の営業電話を避けるには十分と言えるかもしれませんんね。
「名刺が切れてしまって」と一方的に名刺だけ受け取る
そして最後に、「申し訳ないです、名刺を切らしてまして・・」と断るパターンです。
これもなかなか勇気のいる発言かもしれませんね。ただし、これは出展者側にとってもありがたい話です。興味のない顧客にいくら営業活動をしても成果に繋がることはありませんからね。興味のない顧客に割いているリソースを興味のある顧客に割くことができることで、売上の向上などメリットしかありません。
しっかりと名刺を切らしているとお伝えすることでで、名刺交換後の社内事情の会話を避けることができますし、バーコードへと誘導することで迷惑な営業電話を断ることができる可能性が高まります。名刺を切らしていた場合、出展者側もメモ書きを残すことができないため、温度感を記憶しておくことができません。そのため、迷惑な営業活動を避けることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
展示会における名刺交換の断り方について、少しでも参考になりましたでしょうか。ただしこれはあくまでも自分自身が興味のないサービスであった場合に、やっていただきたい方法となります。少しでも興味があったり、自分に関係がなくとも会社として必要そうなサービスである場合は、しっかりと社内で連携をしてあげましょう。展示会に来場したことも十分な自社のリソースを使っています。せっかく割いたリソースを無駄にしてしまうのは、意味がありません。来場者側としても責務を果たすということを忘れずに展示会には参加するようにしましょう。
このメディアでは、他にも法人営業について記事で紹介しています。why you nowを駆使した営業とは?や、インサイドセールスは楽しい!?インサイドセールスの楽しいと感じる3つの理由といった記事にて、法人営業や営業マンについても、具体的に解説しておりますので、ぜひご一読いただけますと幸いです。