インサイドセールスに必要なCTIツール7選!【インサイドセールスの方は必見!】

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CTIツールとは

インサイドセールスの皆さんは、CTIツールをご存知でしょうか?

CTIツールとは、「Computer Telephony Integration」の略で、電話、FAXとコンピューターを統合させたシステムのことです。IP-PBXと連携させることで、PCやスマホから電話の発着信ができるようになる仕組みのことを指しています。

CTIツールの導入によって、インサイドセールスの業務はアップデートしています。DX化のために電話することも多い皆さんかもしれませんが、まずは自分たちに問うてみましょう。DX化できていますか?と。今回はそんなインサイドセールスの皆さんにご利用いただきたい、CTIツールの比較を行なっていきます。

Biz Stock
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筆者自身は、いくつか導入したことのあるサービスがありますが、今回は客観的にみたそれぞれの特徴や料金について解説しています。自社のフェーズや目的にあった最適なCTIツールの選定におけるご参考の一つになれば幸いです。

CTIツールを導入するメリット3つ

CTIツールを導入するメリットはなんでしょうか?ここでは、CTIツールを導入するメリットを3つほど挙げさせていただきます。

業務の効率化

まずは、なんといっても業務効率化でしょう。

CTIシステムを導入することで、CTIでは着信時に顧客情報をPC上で確認できたり、着信履歴や顧客との通話内容の録音データなどをシステム上に一元管理することができるため、社内連携における無駄なやり取りを省き、オペレーター自身だけではなく、他部署との連携におけるコミュニケーションコストの削減に繋がります。

データ活用による売上UPや顧客満足度向上

次に、データ活用による売上UPや顧客満足度向上です。

CTIシステムでは、システムによってトークスクリプトやQ&A機能が搭載されているものがあったり、あらかじめ顧客属性や応対履歴を確認することが可能です。そのため、顧客に最適化された会話を行うことができたり、顧客対応の標準化ができることで、顧客満足度の向上に繋がります。

また、成果と紐づけて顧客対応履歴や会話内容の分析ができるため、再現性のある顧客対応を言語化したり、ノウハウ化していくことで売上の最大化へと繋げることも可能です。

テレワークへの対応

そして、テレワークへの対応です。

固定電話の場合は、出社が必須になっていましたし、携帯電話であってもテレワークであっては、どんな会話をしているか?を管理職が管理できない状態でした。

しかし、CTIツールの導入により会話内容や頻度を顧客属性に紐づけて管理することができるため、テレワークにおける業務管理という名目でもメリットがあります。

CTIツール比較

それでは、法人営業のきつい!を解消する3つの方法を紹介しましょう。

Miitel(ミーテル)

出典:Miitel公式サイト

まずは、Miitelです。IP電話と言えば、Miitelかもしれませんね。インサイドセールスをやっている方デあればご存知の方も多いかもしれません。SalesforceなどのSFAやSlackなどのコミュニケーションツールとの連携も豊富にできるサービスであり、業務オペレーションの中に組み込みやすいというのもMiitelの特徴かもしれません。

  • 特徴
    • PCとネット環境さえあれば電話できる「IP電話」
    • 評価や改善に活かせる「通話音声の分析」
  • 料金
    • 基本使用料:月額5,980円~
    • 通話料:発信(8.49円/3分)着信(7.0円/1分)

pickupon(ピクポン)

出典:ピクポン公式サイト

「pickupon」は営業に特化したCTIツールです。通話内容の重要箇所をpick upして自動入力・共有してくれる営業に特化したクラウドIP電話ツールです。最大の特徴はAIによる通話分析ができることで、通話記録の積極的な活用を考えている企業にはおすすめのツールです。

  • 特徴
    • 電話での会話を自動で録音しテキスト化できる機能
    • 導入が楽である点「pickupon」から電話番号が発行されれば即利用可
  • 料金
    • 1IDにつき月額6,000円(税別)
    • 通話記録の閲覧のみのアカウントは無料で作成可能

CallConnect(コールコネクト)

出典:Call Connect公式サイト

「CallConnect」は、コールセンター特化型のCTIツールです。初期費用0円、最短即日で電話窓口を立ち上げることが可能です。14日間無料のトライアルプランがあるため、気軽に始めることができる点と、既に2,800アカウント以上で利用されているため、安心して導入することが可能です。コールセンターでの導入を考えている企業様には、おすすめです。

  • 特徴
    • コールセンターに特化している
  • 料金
    • 月額2,400 〜 8,800円 / 1ライセンス
    • 最低限の受信〜分析できるまでの3つのプランあり

BIZTEL(ビズテル)

出典:BIZTEL公式サイト

「BIZTEL(ビズテル)」は、コールセンター特化型のクラウドシステムです。クラウド型のコールセンターシステムとして6年連続導入社数No.1、2,000社を超える圧倒的な導入実績があるため、安心して導入することが可能です。

  • 特徴
    • 稼働状況のモニタリングやダッシュボード化が可能
    • 複数の拠点を持つ大規模なコールセンターにも最適
  • 料金
    • 月額 15,000 〜 950,000 円 まで幅がある
    • プラン多数あり、自社に合わせてカスタマイズが可能

BlueBean(ブルービーン)

出典:Blue Bean公式サイト

「BlueBean(ブルービーン)」は、株式会社ソフツーが提供しているCTIツールです。Blue Bean上でも顧客管理を行うことができたり、他社製品と柔軟な連携ができたりします。テレアポ業務から受電業務、自動音声アンケートなど、コールセンター業務を幅広くサポートすることが可能です

  • 特徴
    • コールセンター業務に必要な電話機能とCRMを一体化させている
    • 顧客情報の流出に備え、アクセス制限機能搭載されている点
  • 料金
    • 初期費用 5,000円/ライセンス
    • 月額費用 5,000円/ライセンス

dialpad(ダイヤルパッド)

出典:Dialpad公式サイト

「Dialpad」は、国内で1,600 社が利用するクラウドCTIツールです。営業・インサイドセールス電話業務を全てクラウド化し、 “音声” データを資産として活用することで業務効率化や生産性向上を実現し、企業のテレワーク活動で利用することが可能です。

  • 特徴
    • 固定電話番号 (03・06などの0AB-J番号) を使って発着信も可能
    • SFAツールからのオートコール機能などよりセールスに特化
  • 料金
    • 800 ~ 1,800 円 / 月 のプランの幅がある

zoom phone(ズームフォン)

出典:Zoom公式サイト

次に、zoom phone(ズームフォン)です。zoomが提供しているクラウドPBXであり、通話も比較的安定しており、通信量にも制限がありません。そのため、スタートアップ企業や初めてCTIツールを導入する企業にはオススメです。特に分析機能はないので、他ツールと連携して使うイメージでしょうか。

  • 特徴
    • Unlimitedプランであれば、月額2,020円でかけ放題になる
    • SFAツール(Salesforce/Hubspot)などとの連携が豊富
  • 料金
    • 1,075円〜2,800/月/ユーザー
    • Japan Regional Plan Unlimited 【番号付きかけ放題】は2,020 円 / 月 / ユーザー
サービス名特徴料金
Miitel(ミーテル)評価や改善に活かせる「通話音声の分析」基本使用料:月額5,980円~
通話料:発信(8.49円/3分)着信(7.0円/1分)
pickupon(ピクポン)電話での会話を自動で録音しテキスト化できる機能1IDにつき月額6,000円(税別)
CallConnect
(コールコネクト)
コールセンターに特化している月額2,400 〜 8,800円 / 1ライセンス
BIZTEL(ビズテル)複数の拠点を持つ大規模なコールセンターにも最適月額 15,000 〜 950,000 円
BlueBean(ブルービーン)コールセンター業務に必要な電話機能とCRMを一体化させている月額費用 5,000円/ライセンス
dialpad(ダイヤルパッド)固定電話番号 (03・06などの0AB-J番号) を使って発着信も可能800 ~ 1,800 円 / 月 のプラン
zoom phone(ズームフォン)Unlimitedプランであれば、月額2,020円でかけ放題になる1,075円〜2,800/月/ユーザー

まとめ

いかがでしたでしょうか。

CTIツールは、インサイドセールスの成果を最大化する上で欠かせないコンテンツです。DX化には大きく二つの分岐が存在すると考えています。デジタル化による業務効率化と、デジタル環境へのデータ蓄積による分析、データ活用です。筆者自身は、インサイドセールスは科学できると考えており、このようなCTIツールの導入は、インサイドセールスにおけるDX化を進める手段の一つだと捉えています。ぜひ皆さんも検討してみてください。

このメディアでは、セールスに関する様々なことを取り上げています。今回の記事のようにインサイドセールスについても紹介しており、インサイドセールスの話し方のコツについてや、インサイドセールスのコール数はどれくらい?を取り上げています。ぜひご覧ください。

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